Subterranean Plant Hunter
2008
90×90×90cm
写真撮影: 表 恒匡
自分の行為がディテールを含む素材を創り、形となっていく。
形の構造体の内から出てくるディテール。
それは植物から外環境から守るための表皮を剥ぎ取られ、
細胞群の姿のままで植物が生息している状態を表している。
生命として必要なる細胞の集合システムの構造が見えるように。
生活に必要最小限のデザイン・形である安価な生活用品を型にして、
陶磁土の素材と技法、焼成で、そのもののイメージの質を変換しようとしています。
不特定多数のための商品が陶磁のディテールによる特定のモノになる。
形ではなく、質に視覚触覚が響き、質感が空間を創る。


