Subterranean Cathedral in 田園
2011
207×105×120cm
写真撮影: 表 恒匡
Subterranean Cathedral
一般大衆に用いられている安価なプラスティック容器のフォルムを引用し、
質感(ディテール)を陶磁に置き換えることで、
プラスティック容器とは別のイメージの世界を創る。
Subterranean Cathedralは我々生物にとって命である水を現代で流通させている
ペットボトルのフォルムを構築ユニットで使用し、
促成栽培ハウスの形をした「水の聖堂」である。
太古から水田を守るために、水神が日本の村々に祀られていた。
我々は水が地球を循環し続けることを知り、大気から大地への水の恵みを常に願い、
荘厳な形での社として祀っていた。
田園の中でのギャラリーに、水へのオマージュとして聖堂を創る。


